銀行で貯金をするといえば、「定期預金」です。

この「定期預金」とは、3ヶ月、6ヶ月、1年など、あらかじめ期間が定められており、その期限に到達するまで預金し置けば、その期間満了時に定められた金利が上乗せして受け取ることができる預金制度です。

定期預金の利点としては、必ず元本が保証されているところです。

最近は、外貨の定期預金などもありますが、外貨での定期預金は、変動リスクを負うため、外貨での元本保証がされていても、円に戻した時点で元本割れする可能性があります。

また、定期預金の金利は、政策金利が大きく影響されています。

ですから、円の金利はまだまだあがらないでしょう。時に、キャンペーンなどで多少金利のいいものもありますが、投資信託と抱き合わせものだったり、退職者向けだったりするので、注意が必要です。

誰もが知っている定期預金は、銀行だけのものではありません。郵便局にも、定期預金はあります。

今は、郵便局が民営化され、定期預金などの業務は「ゆうちょ銀行」の取扱いとなっていますが、つまりは郵便局です。

郵便局の定期預金は銀行よりも安心感があると人気が高かったようです。それは、郵便局が公的な機関だったからです。銀行の破綻や合併が相次ぎ、預金者も不安になった為、定期預金と言えども、郵便局ならば破綻することはないと考える人が多かったようです。

しかし、今は民営化され、以前ほどの人気はなくなったかもしれません。景気もある程度落ち着き、今は銀行の破綻の心配をしている人は以前よりはずいぶんと減ったことでしょう。

定期預金は元本割れすることがなく、確実で安全な資産運用方法です。金利は高ければ高いほど有難いものですが、できれば信頼性の高いところで開設したいものです。